障がいがあって、迷子になったときに自分の名前や電話番号を言えないお子さんも多いと思います。
また、多動などがあると、親の手を振りほどいてどこかに走って行ってしまったり、買い物に行った先で気がついたら子どもがいなかった、という場合もあるでしょう。
我が家の迷子対策
①当日の子どもの服装をスマホなどで撮影しておく
②迷子札を作る
③可能なら靴の内側、下着などに、名前だけでなく緊急時に連絡が取れる電話番号を書いておく。上着やバッグなど、途中で脱いだり置いてきたりしそうなものではなく、迷子になった状態でも身に付けている可能性が高いものに書く
④近所の人などに普段から挨拶をして、子どもの顔を覚えてもらう
①子どもの服装を写真に撮っておく
まず、子どもの当日の服装をスマホや携帯電話のカメラなどで撮影しておきます。
これは、子どもが迷子になって「お子さんの服装は?」と聞かれたときに、親も気が動転していたり焦ったりして、正確に思い出すことが難しいからです。
うちでは、当日の服装を詳細に説明できるよう、正面からと、後ろ姿を必ず撮影しています。靴まで写るように気をつけます。
②迷子札を作る
これは、テーマパークなど人の多い場所に行くときや、子どもにとって魅力的な場所(おもちゃ売り場とか)で、勝手にどこかに行ってしまう可能性大なときに、持たせるようにしています。
うちでは、荷物などに付けるのではなく、子どもが直接身に付けるようにしています。
凝ったものでなくていいと思います。IDカードホルダーのような、首からかけるストラップのついたものに、ヘルプマーク(駅などでもらえる赤いマーク)を入れて、知らない人が見ても、手助けの必要がある子どもなのだと気付いてもらえるようにしています。
ホルダーの中に、親の連絡先などを書いた紙を一緒に入れておきます。
(うちでは、連絡先を書いた紙には一応個人情報保護シールを貼っています)。
これを、肩から斜めがけにして本人に持たせます。
③下着や靴の内側に、名前だけじゃなく連絡先も書いておく
迷子になったときに、周囲の大人に自分の名前や、自宅の電話番号を言えるお子さんの場合は、ここまでする必要もないと思います。
ただ、障がいのある子の場合は、名前や連絡先が言えないことが多いので、やっぱり名前と親の緊急連絡先を身に付けておくというのは、いざというときに役に立つでしょう。
迷子札などは、本人が外してその辺にポイっとやってしまったら、もうおしまいです。
でも、下着や靴の内側など、身に付けているものに名前や連絡先が書いてあれば、身元の確認がスムーズになると思います。
洋服は数が多いので、連絡先をいちいち書くのは大変ですが、靴は洋服ほど数がないと思うので、靴の内側の目立たないところに連絡の取れる電話番号を書いておくといいのかなと、個人的には思っています。
目立たないところに書いても、警察の方などは、保護したときにくまなく名前などの手がかりを探してくださるらしいので、大丈夫だと思います。
あんまり目立つところに名前を書くのも、それはそれで、不審者に名前が知られてしまったりするリスクがあると思いますので、目立たず、だけど迷子の時にはわかるように、うまく工夫する必要があると思います。
④顔を覚えてもらう
近隣の方はもちろん、子どもがよく行く場所で、店員さん、スタッフの方などに顔を覚えておいてもらうことも大切だと思います。
目撃情報が多いほうが助かるし、迷子かもしれないと気付いてもらえるかも知れません。
支援学校などに通っていると、近所の小学校に通う子どもたちや父兄の方となかなか接点が持てなかったりしますが、普段の挨拶などで、なるべく顔を覚えてもらっておくとよいと思います。
いろいろ書きましたが、まず前提として、迷子にならないに越したことはありません。
なので、うちみたいに多動がある場合は、とにかく手をつないで離さないというのが、一番大事かもしれません。
手も、目も、子どもから離さないようにして、外出を楽しみたいですね。