子どもの銀行口座で三菱UFJダイレクト（インターネットバンキング）は使えるのか？
使えるとしてワンタイムパスワードが必要な取引の場合はどうしたらいいのか？
いろいろ疑問があったので、今回わかったことを備忘録として書きたいと思います。
子どもの口座にインターネットバンキングは必要か？
うちでは子どもの口座はずっと紙の通帳を利用していて、インターネットバンキングを利用するつもりはありませんでした。
ところがジュニアNISAを始めるにあたり、子ども名義の口座から入金する必要が出てきました（親名義の口座からは入金できない）。
（あくまでわたしの利用するネット証券での話で、楽天証券では親名義の口座から入金する方法もあるようなので、ご自身の利用する証券会社に確認したほうがいいと思います）
ネット証券への入金方法はいくつかあるのですが、手数料や、入金が反映されるまでの時間を考えると、わたしのケースではネットバンキングを利用するのが最も安く（手数料無料）、入金も即時に反映されるとのことでした。
子ども名義の口座から他の金融機関へ入金する機会が増えた場合などは、ネットバンキングを検討する余地があると思います。
子ども口座での三菱UFJダイレクトの利用
そもそも子どもの口座でネットバンキングできるのか、何歳以上といった制限があるのか、というのがまずわかりませんでした。
銀行に電話で問い合わせたところ、特に年齢の制限はなく、子ども口座でもネットバンキングは利用可能という回答でした（１４歳以下でも親権者が手続き可）。
この点は、あっけないほどあっさり解決しました。
ワンタイムパスワードはどうする
次に、ワンタイムパスワードの問題が出てきました。
三菱UFJダイレクトでは、ネット証券などに振込する際、ワンタイムパスワードが要求されます。
ワンタイムパスワードを最も手軽に表示させる方法は、三菱UFJ銀行のアプリをスマホにダウンロードすることです。
ただし、スマホ１台（アプリひとつ）につき、１ダイレクトしか紐づけられないので、親がすでに自分のアプリに自身の口座を紐づけている場合は、そのアプリに子どもの口座を紐づけることはできません。
その場合、子どものワンタイムパスワードを表示させる方法は２つあります。
①子どものスマホなど、別の端末に銀行アプリをダウンロードして表示させる
②ワンタイムパスワードカードを利用して表示させる
子どものスマホに銀行アプリをダウンロードして大丈夫なのか？という点が気になるところですが、電話で問い合わせた際には、子どもの年齢やスマホの管理方法などにもよるという話がありました。
わが家では、子どもの年齢を考えると心配な点が多々あるため、②のワンタイムパスワードカードを利用する方法をとることにしました。
なお、アプリとワンタイムパスワードカードの併用はできないので、どちらかの方法を選択する必要があります。
ワンタイムパスワードカードってどんなもの？
さて、そのワンタイムパスワードカードですが、こういうものです⇩
カード型電卓みたいな小さいカードで、ワンタイムパスワードを表示させることができます。
カードを入手するには、WEBの三菱UFJダイレクトから申込をして郵送してもらう必要があります。
初めてワンタイムパスワードの説明を電話で受けたときは、「電卓みたいなもの」と言われ、「なにそれ！？」という感じだったのですが、手元に届いて納得しました。
このカードの「１」のボタンを押すと、ワンタイムパスワードが表示されます。使い方はすごくシンプルです。
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ワンタイムパスワードカードの利用申込
ワンタイムパスワードカードを子ども名義の口座で利用するには、WEBの三菱UFJダイレクトに子どもの口座を登録し、子どものアカウントから申込をします。
WEB上の「各種手続」→「セキュリティに関するお手続き」→「ワンタイムパスワードカードで利用する」で申込できます。
だいたい１週間から１０日くらいでカードが手元に届きます（普通郵便）。わたしの場合はちょうど１週間で届きました。
届いたら、再度三菱UFJダイレクトにログインし、ワンタイムパスワードカード本体の裏に書いてあるシリアル番号等を入力をして利用登録します。
WEB上の「各種手続」→「セキュリティに関するお手続き」→「利用登録する」です。
利用登録は、カードに同封されている「ご利用ガイド」に図解で丁寧な説明があるので、迷うところは特になかったです。
これで、ネット上の取引でワンタイムパスワードを要求されたときに、簡単操作でパスワードを入力することが可能になりました。
カードが郵送されてくるまでに時間がかかる点がネックだと思うので、利用する予定がある方は早めに申し込むといいと思います。
参考になれば嬉しいです。
それでは！
