長男の今一番のお気に入り、柳田理科雄さんの『ジュニア空想科学読本』。
この本に書いてあるネタをやたらと家族に話してくるので、わたしも読んでみました!
そうしたら、やっぱりすっごく面白かった!!
ワクワクする目次!
ざっと目次を見ただけでも、この本が面白そうっていうのが伝わってきます。
どんな感じかというと、ドラえもんのタケコプターで実際に空を飛べるか、コナンが高校生から小学生になるってあり得るのか、ジャイアンみたいに歌うと窓ガラスが割れるって実際あるのか、プリキュアが変身中にやられないのはなんでか、など。
こういった調子の33の疑問が、全て科学的に検証されているんですねー。
文体は面白おかしく書かれているんですけど、今まで知らなかった科学の知識に爆笑しながら触れることができます。
楽しんで読んだことって、すごく記憶に残るみたいで、うちの子はこの本の話ばっかりします。
バタコさんは偉大だ
わたしが一番ツボだったのが、「アンパンマンのアンパンで、何人がお腹いっぱいになりますか?」っていう疑問。
わたしは前から、アンパンマンがピンチになったとき、「新しい顔よっ!」と言って、遠くからどんぴしゃでアンパンマンの顔をすげ替えるバタコさんの豪腕ぶりに、度肝を抜かれてきました。
大リーガーも真っ青の、すばらしいボール(顔)コントロール。
すごいですよね。バタコさんがいなかったら、アンパンマンやられてるよ!と、いつも思うわけです。
何億円ももらって、パン屋から大リーグに移籍できそうなバタコさん。
さらにいうと、アンパンマンの古い顔がどっか行っちゃって、新しい顔がはまるって、よく考えるとホラーだなと思ったり(笑)。でも好きですよ、アンパンマン。
それで、わたしのこの漠然としたバタコ最強説についても、この本ではちゃんと科学的に解説がされているわけです。
面白いよ!!!
筆者によると、重さ112キロのアンパンを、時速144キロで投げてるらしいですよ。我らがバタコさんは。
すごいですよねー。こんなにスゴい人なのに、素朴な風貌と、あふれる正義感、やさしさがにじみ出ているバタコさん。
バタコさんありがとうっ!!!!!
というわけで。
うちの長男は、この本のおかげで、やっと「マンガより面白い本ってあるんだ!」って気づいたような気がします。
オススメします。
最新刊の14巻目が近日発売です(2018年7月現在)!