スーの家族日記

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ミニオン大脱走は、タイトルを変えたほうがいいかも

『怪盗グルーのミニオン大脱走』を少し前に見たので、その感想です。

 この作品って、タイトルだけ見ると、ミニオンが大脱走するっていうハチャメチャなお話なのかなって思うじゃないですか。前回の『ミニオンズ』みたいに、主役はミニオンなんだろうって。

 でも、実際はそうじゃないんですよねー。

 お話のメインは、グルーと、生き別れになっていた双子の兄弟ドルーのお話です。なので、タイトルは、『怪盗グルーと謎の双子』とか、そんな感じにしたほうが誤解がなかったかも。

 ミニオンがメインのお話だと思うと、思ったのと違うってことになってしまうと思います(私がそうでした)。

 

 ストーリー自体は、特別つまらない内容でもないんですが、別に映画館で見なくてもいいかな、DVDとかでも十分かもっていうような内容です。

 以下、ちょっとネタバレします。

 

 

あらすじ

 グルーは、ルーシーと結婚して悪党から足を洗い、反悪党同盟のメンバーとして活動しています。

 で、グルーはある悪党(バルタザール)逮捕しそびれて、反悪党同盟をクビになってしまいます。そこへ、生き別れになっていた双子の弟から連絡があって、一緒に悪党をやろう、と誘われるんです。

 ちなみに弟は、悪党としての才能はあんまりないんだけど、大悪党だった父親から相当な財産を相続していて、かなりの大金持ちです。髪の毛も金髪のフサフサで、グルーはちょっとイラっとします(笑)。

 

 

 その後、グルーは弟に協力して悪党をやるふりをして、実はバルタザールが盗んでいった巨大なダイヤモンドを取り戻すことで、反悪党同盟に復帰しようとします。

 一方ミニオンたちは、悪党でなくなってしまったグルーに失望してグルーの元を離れ、その間に騒ぎを起こして刑務所行きになります。でも、やっぱりグルーが恋しくなって、刑務所から脱走。このシーンは、映画のタイトルにするほど長いシーンじゃないです。以下省略(笑)。

 

感想

 グルーって、悪党でいるときのほうが魅力的じゃないですか。今回のグルーは、妻子持ちで、ちょっとマトモになってしまった感じなんですよね。昔のグルーが懐かしい。いい人になったのは、いいことなんだろうけど。。。

 あと、ルーシーが3人の娘たちに対して母親らしくしようとして空回りする様子も描かれているんですが、娘たちはみんなルーシーのことが大好きだし、歓迎されて母親になったんだから、そこまで悩む必要ないのになぁと思ってしまった。ルーシーはちょっと不自然なくらいに力みすぎというか、もっと自然でいいんじゃないの?っていう感じでした。

 あと、アグネスが生きたユニコーンを探して、森で片方の角をなくしたヤギを見つけ、ユニコーンと勘違いするっていう場面があるんですが、いやいやいや(笑)。

 アグネス、その年齢で、ヤギとユニコーンの見分けがつかないのってヤバいでしょ。そこまで幼くないと思うんだけど、どうなんだろう。。。

 私としては、同じイルミネーション・エンターテイメントの映画だったら『SING』のほうが、ずっと中身があるというか、感動があったと思います。

 見るなら断然、『SING』のほうをオススメしますね。

 ミニオンは可愛くて好きなので、次回作に期待したいと思います。