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中学受験 転塾して戸惑ったこと、いろいろ

こちらの記事は、受験真っただ中のときにリアルタイムの心境を書いたものです。

受験終了後、転塾について振り返った記事はこちら⇩

結局転塾してどうなったのか 中学受験結果発表!?

前回、サピックスから早稲田アカデミーに転塾したことを書きました。

転塾すると、勝手が違って戸惑うことがいろいろ出てきます。

正直に書くと、うちの子の転塾直後の組分けテストは、こんな偏差値見たことないよ、と目玉が飛び出るくらいに成績が下がって卒倒しそうでした。

まあ、そこから回数を重ねるごとに、徐々に通常時の偏差値くらいには回復するんですが、転塾直後は本当にひどかった。

というわけで、どんな点に戸惑ったかを書きたいと思います。

四谷大塚の教材、早稲アカの教材

サピックスのときは教材の数がかなり絞られていて、内容的に重複するものもそんなになかったように思うので、やるべきことが明確で、それに向かって進んでいけばいい、という感じだった気がします。

ところが、転塾して早稲アカに入ってみると、四谷大塚の予習シリーズや演習問題集、計算問題集のほかに、早稲アカオリジナルの教材(日々の算数など)もあるんですね。

(クラスによっては、さらに四谷大塚の応用演習問題集や基本演習問題集があったりします)

教材の数がとにかく多くて、とても全部はやりきれないのです。

そして親もプロじゃないので、どう間引けばいいのかもわからず、四谷大塚と早稲アカの教材のどっちを優先したらいいのかもはじめはわからなくて(←あとから四谷大塚の教材を優先するようにアドバイスをもらいました)、途方に暮れてしまいました。

 

あと、これは任意と言われましたが、毎週末に四谷大塚の週テスト(直近で習った範囲のテスト)を受講すると、テストを受けに行く手間もあるし、その復習もあります。

週テストを受講しない場合でも、周囲と差がつかないように週テストの過去問を自主的にやろうとすると、その問題集も通常授業の復習にプラスしてやることになります。

かなりのハードスケジュールなのです。

 

そんなわけで、転塾当初はあまりの教材の多さに圧倒され、

優先順位がつけられない、

やってもやっても終わらない、

ただやるだけで時間がなくなって、間違い直しの時間があんまりとれない

という負のスパイラルに陥りました。本人もキツかったと思います。

 

他にも、学習範囲がサピックスと早稲アカで微妙にずれていて、習っていない単元が、もうわかっているものとして話が進んでしまうとか、そういう点での戸惑いもありました。

ただ、それについてはフォローすれば何とかなったので、大した問題ではなかった気がします。

 

それより何より、とにかく教材が多くてぶったまげたというのが、一番の衝撃だったのです。

 

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組分けテストの会場とか、送迎とか

サピックスのときは、組分けテストはいつもの校舎で、いつものメンバーで受けていたので、特に親の送迎もいらず、子どもが勝手に行って勝手に帰ってくるというスタイルでした。

早稲アカの場合は、組分けテストはいつもの校舎じゃないんですね(これ、知らなかったんですよね。わたしのリサーチ不足ですが)。

会場は、そのときによって変わるのですが、子どもも親も行ったことのない、〇〇専門学校だったり、〇〇中学校だったり、いろいろです。

乗り換えの必要な駅だったり、最寄り駅からちょっと距離があったりで、長男の場合、送迎しないと会場までたどり着けないだろうということで、毎回の送迎が不可欠となりました。

これが、意外と大変だったのです。下の子がいらっしゃるご家庭は、結構負担になるかもしれません。

本人も、初めての場所で、知らない子に混じってテストを受けるという経験がこれまでなかったので、最初は親が想像する以上に動揺したようです。

問題をすっ飛ばしたり、いろいろとありえないミスをやってきました。

本人に聞くと、イスにコロコロがついていて(キャスターつきのイス)、書く度に揺れるから全然集中できなかった、とか言い訳する始末。

本番の入試だって初めての会場だろうけど、ほんとに大丈夫なのかね、うちの子は、、、と親は不安にかられたのでした。

あと、テストが終わって建物から一斉に出てくる大勢の子どもの中から、我が子を見つけるのも毎回ちょっぴり苦労します(といっても、勉強に比べれば大した苦労ではありません)。

 

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先生の個性に戸惑う?!

サピックスではわりと淡々と授業を受けていた印象があって、先生によって扱うプリントの数が違うとか、進め方が違うといった戸惑いは、それほど感じたことがありませんでした。

早稲アカでは先生によって、オリジナルの補助教材を出す先生もいれば出さない先生もいます。先生の裁量に任されている範囲が、サピックスよりも大きいような感じです。

なので、言い方がよくないかもしれませんが、先生の当たりはずれが、サピックスの場合は小さく、早稲アカの場合はちょっと大きいような印象を受けました。

早稲アカではクラス昇降で担当の先生が変わると、内容の難易度だけでなく、学習の進め方そのものがちょっと変わったりするので、やっぱり最初は戸惑いました。

でも、いい先生に当たればすごく最高だと思います!

 

あと、余談になりますが、早稲アカでは全体の保護者会のあとに、所属クラスの保護者会っていうのがあるんですね。

そのときに、、そのクラスの組み分けテストの平均点が、他のクラスに比べて高かった、低かったといった話が出るんです。

クラス対抗戦みたいに、同じ校舎内の他のクラスに勝った、負けたみたいな話があるんですねー。

で、下のクラスの平均点が上のクラスを上回ることがたまにあったりすると、やった~!みたいな。

受験はクラス対抗戦じゃなくて個人戦だと思うので、最初にその光景を見たときは不思議でたまりませんでした。そのうち慣れましたが。

まあ、いろいろ、新たな体験があったってことですね(笑)。

 

転塾の意外な盲点、保護者会のタイミング

転塾後の見通しを持つという点では、保護者会のタイミングも案外重要かもしれないです。

転塾直後に保護者会があれば、今後の方針や学習の進め方など確認できる機会もあると思うのですが、転塾してしばらく保護者会がなかったりすると、なにがなんだか全体像がわからないままスタートして、いちいち先生に電話して確認するはめになります。

ちなみにクラスごとの保護者会では、各教科の担当の先生がやってきて、その成績ゾーンの子たちの課題なんかを話してもらえます。

 

4年生の時点での転塾ですらこんなにバタバタしたので、高学年になってからの転塾だともっと大変だと思います。

正直、もう転塾はコリゴリです。出費もかさみました。

子どもに対しては、とにかくもう早稲アカで頑張ってくれ、と祈るばかりです。

 

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