サピックスの家庭学習で、子どもが問題を解いたあと、誰が丸つけするのかについて、最近いろいろ考えます。
現状、うちではわたしが仕事から帰って魂が口から出そうになっていることが多いため、子どもが自分で丸つけして、後からどんな問題を間違えたのか、わたしがざっと目を通すという形になっています。
佐藤ママは違うらしい
つい最近までは、わたしが丸つけをしていたんですよ。
それは、お子さんが4人東大の理Ⅲに合格したという佐藤亮子さんの本を読んだときに、「マルつけ」について書かれたところがあって、
「採点は親がして子どもを休ませる」
「親が採点すると、勉強の穴が見つかる」
という項目があったわけです。
ざっと説明すると、親がマルつけすれば、その間に子どもが遊んだり休んだりできて、子どもの負担が減る。解き終わってすぐにマルつけして間違い直しをしたほうが、身に付くし、というお話です。
ごもっともです(笑)!
もうひとつは、間違いを見過ごさない、という意味でも、間違えたところができるようになることが大事という意味でも、親がマルつけすることに意味があると。こちらも、、、
ごもっともです(笑)!
佐藤ママの本は、いろんな意見があると思いますけど、わたしは子どもを大切に育ててきたひとりのお母さんの意見として、わりと共感しています。
だって、子ども4人も東大の理Ⅲに入ったなんて、他に聞いたことないし、やっぱりスゴ腕ママだったんじゃなかろうか。
まあ、個人的には、別に理Ⅲにこだわらずとも、自分の興味・関心のある勉強ができる、そういう分野を究めてる教授がいるとか、そういうので選んでいいと思ってるので、そこのところはちょっと意見が違う部分もありますが。
でも佐藤ママが、子どもの受験で、子どもを強力にサポートして合格に導く手腕を持っていたっていうのは、事実なんだろうと思います。
わたしも佐藤ママみたいに。。。
というわけで、わたしも最近までは、魂が口から出そうなときも、丸付けしようと頑張ってみたわけなんです。が、、、、
ムリでした!!!(笑)。
一番良くなかったのは、「ママが丸付けするから」と言っといて、そのままわたしが居眠りしてしまい、丸付けもしてない、解いたまま、やりっぱなしでどこを間違えたのかも本人がわかってない、ということが積み重なってしまったことですね。
これは、一番まずい状態だと思われます。
それだったら、本人が自分で丸付けして、「ああ、ここ間違ってたんだ」って思って、自分で解説読んでるほうが、なんぼかマシだろう、たぶん。
で、この方式にして、まだちょっとしか経っていませんが、一応、疲労困ぱいのわたしが横について、眠そうな顔でキレ気味に丸付け&解説してたときよりも、授業前テストとデイリーチェックは点数が若干上がり、劇的に下がったりはしていないので、うちはこれで様子見なのです。
なんどか間違えた問題は、口頭で親に説明してみるように言っています。
こんな感じ。
「ほら! この問題、わたしに分かるように説明してみなさいよっ!!」
もっと優しく言えたらいいんですけどねぇ。
でも、子どもができなかった問題を自分で説明できたりすると、「おおっ! やるじゃん!」と思って、ちょっと嬉しくなったりします。
まあ、なので、家庭の事情によって、それぞれ取り組み方っていうのは、いろいろあるってことなんでしょうね。
うちの場合は、あんまり無理して頑張ってしまうと、「もうサピックスやめる!!」「やってらんない、コンチクショー」みたいになってしまうので、ほどほどにいきたいと思います。
それでもきっと、共働きでお子さんがアルファクラス、みたいな方もいるんでしょうねー。どうやっているのか教えてほしい(笑)。
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