サピックスで新4年生になってから始まった、ことわざや慣用句の学習。
毎回授業の度に、『言葉ナビ』というテキストから出題範囲を指定されて家で勉強していくわけですが、意外と出題範囲が多かったりします。
赤いシートで暗記するのも単調で面白くないのかなーと思い、学習まんがをいくつか買ってみました。
慣用句で意外と良かったのがコレ
慣用句の学習のときに、前から家にあった学習まんがを使ってみたんですが、どうも使いづらい。
なぜかというと、『言葉ナビ』の慣用句の掲載順は、「頭」を用いた慣用句、「顔」を用いた慣用句など、人の体に関する慣用句から始まり、その後に動物関係の慣用句、その他の慣用句と続きます。そういうカテゴリーごとの掲載順なんですね。
ところが、家にあった学習まんがは、慣用句の掲載順が「あいうえお順」で、『言葉ナビ』のテキストを見ながらだと、あっちこっちのページを見なければならず、すごく使いづらかったんです。
で、いろいろ調べた結果、「頭」「顔」など人の体に関する慣用句、生き物に関する慣用句、その他の慣用句、という『言葉ナビ』に近い掲載順の学習まんがを見つけました。
それがこちら。
クレヨンしんちゃんです!
『クレヨンしんちゃんの慣用句まるわかり辞典』のメリット・デメリット
まず、メリットですね。
掲載順が『言葉ナビ』に似ているので使いやすい。
子どもがすごく楽しそうに読んでいる(←ときどき爆笑しながら)。
そしてデメリット。
『言葉ナビ』に出てくるすべての慣用句が網羅されているわけではない。
楽しいマンガだけど、ちょっと下品かもしれない(笑)。
この本に掲載されている慣用句の数は、出版社のページには「500」と書いてあり、Amazonの商品紹介では「470」とあります。
数えていないので正確なところはわかりませんが、これだけ載っていれば十分だろう、と思えるくらいの数は掲載されています。
だけど、それでもこの本に載っていなくて、『言葉ナビ』には出てくる、というのがいくつかありましたね。でも、十分参考にはなると思います。
何より、子どもが楽しく慣用句に触れられるのがいいと思いました。
笑って覚えたほうが記憶に残りやすそうですしね。
ただ、ちびまる子ちゃんとか、ドラえもんの学習まんがよりも、まんが部分がだいぶくだけた感じではあるので、そのあたりは好みが分かれるかもしれません。
うちの子には大ウケだったので、おすすめです!