これまで、スポーツ保険って、そういえば子どもの学校で入っていたような気がするなぁっていう程度だったんですが、先日思わぬところでお世話になる機会がありました。
スポーツ保険っていうのは、スポーツ振興センターの災害共済給付制度で、子供が学校の管理下で怪我などをした時に、保護者に対して給付金(災害共済給付)を支払う制度だそうです。
学校の管理下だったら、別にスポーツで怪我した場合に限らないようです。
長男は、理科の実験中にやけどしました。自分自身の不注意です。でもまあ、やけどっていっても全然たいしたことなかったし(1㎠未満)、わたしとしては、そのままほっとけば治るんじゃないのっていう程度だったんですが、担任の先生から丁寧なお電話があり、「学校でもよく冷やしたんですが、念のため病院に行かれたほうが、、、」というようなお話だったので、一応診てもらっておくか、そのほうがみんな安心だしね、ということで病院に行きました。
みんなあんまりわかってないスポーツ保険の話
皮膚科に行って、やけどした経緯を聞かれ、学校で実験中にやけどしたと説明しました。
すると、
「学校の怪我だったらスポーツ保険が適用になると思うので、次回までに用紙もらってきてください」
と皮膚科の先生がおっしゃる。
え。。。スポーツ保険って、こんなちっぽけなやけどでも適用になるの???
なんとなく、もっと大きな怪我のときのイメージなんですけど。骨折とか。
??という顔をしていると、
「わたしも実はスポーツ保険のことはよく分からないんですけどね~、今までそういう件が少なかったから」と先生(正直だなぁ、おい)。
先生がベテラン風看護師さんに目配せすると、「こういう場合はスポーツ保険ですね」と、看護師さんがキッパリ。
さらに受付の方が、初診から治ゆまでの医療費総額(医療保険でいう10割分)が5,000円(500点)以上だと給付の対象になる、次回受診の際に500点超えるはずだから、スポーツ保険の給付の対象になる、と教えてくれました。
へぇ、そうなんだ。手続きが面倒だったらいやだな~と思いながら、次回用紙を持参することに。
ちなみに、お会計のとき、スポーツ保険が絡むといったん実費で払うのかなー、いつもは子どもの医療証で無料なのに、と心配したのですが、お会計はいつもどおり無料でした。
学校の先生に伝えると、こんな用紙をいただけました(画像は用紙の一部のみ)。
「医療等の状況」という用紙。
うちの場合は、治療が終わるまでに用紙を病院に提出。
その後、最後の治療が終わってから医師が用紙に記入。
後日用紙の受け取りに行く、という流れでした。
というわけで、なんとか無事に学校に用紙を提出するところまでたどり着きました。
その後は、学校を経由してセンターが内容を審査し、基準に該当すると保護者に給付金が支払われる形になるようです。このあたりは、また後日わかったら追記したいと思います。
こんな場合も
スポーツ振興センターの公式サイトによると、授業中にはさみで指を切る、遠足で虫にさされる(←これも?!)、休憩時間に鉄棒から落下など、案外いろんな場面で適用になるようです。びっくり。
でも怪我しないのが一番ですね。今後気をつけたいと思います!