スーの家族日記

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スパイダーマン ホームカミング 見ました! 感想です

 スパイダーマン ホームカミングを見ました。

 思っていたよりも面白かった!!

 

主人公の成長あり、青春の甘酸っぱさあり!

 以下、若干ネタバレしますので、知りたくない方はお気をつけください! 

 スパイダーマン(ピーター)は若いんですよね。15歳だって。

 普段全然イケてない少年なんですが、スパイダーマンになったときもダサい。

 ヒーローものって、普段イケてない少年が、ヒーローになったときはすごくカッコイイっていうイメージがありますけど、ヒーローになっても、どうしようもなくダサい(笑)。

 スーツの機能も使いこなせてないし、失敗も多くて、ダメダメな感じです。

 学校では目立たないオタク少年だけど、頭は抜群に良くて、高校生クイズみたいなこと(学力コンテスト)をするチームに参加しています。

 そのチーム内に好きな女の子がいるんですが、遠巻きに眺めてるだけです。自分に自信がないのか、なかなか気持ちを伝えられないんですよね。

 映画の前半は、「え~っ! ダサすぎる(笑)」っていう場面がこれでもかってぐらい出てきて、「スパイダーマン?? 大丈夫??」って感じです。

 

ピーターが成長していく

 ピーターはスパイダーマンとしては失敗が多いんですけど、好奇心や正義感がすごく強くて、自分はスパイダーマンとしてもっと大きなことができる、大きなことをやりたいと願っています。 

 だけど、スパイダーマンの指導者的な立場ににあるトニー・スターク(アイアンマン)からは完全に子ども扱いされていて、スーツの機能も制限されている。

 そういう子ども扱いを、ピーターは不満に思っています。

 ある日ピーターはATM強盗を見かけ、さらにその強盗メンバーが、宇宙人との戦いで地球上に残された残骸(資源)を利用して、ハイテク兵器を作り、売りさばいていることを突き止めます。そのメンバーたちを追跡する過程で、ピーターが大きな事件に巻き込まれていきます。

 映画の中で、ピーターが成長していくんですよね。ただのど派手なアクション映画っていうだけじゃないです。ここがすごく良かったと思う。

 ターニングポイントは、ピンチに陥ってすごく孤独なときに、「(スパイダーマンの)スーツがなければ何もできないなら、スーツを着る資格はない」というトニーの言葉を思い出し、奮起する場面。

 このあたりから、ぐっと男になっていきます。と同時に、いろんな経験をとおして、身近な人を守る大切さにも気づいていく。

 元々ピーターは「いい人」なので、いい人だけど「ダサい、情けない」みたいなところから、頼もしく成長していく姿が爽快です。

 友達のネッドも太っているダサめな少年なんですが、いい味出してます。

 敵は敵で、守るべき家族があって、ただの金儲けとか、悪いヤツっていうだけじゃない面が描かれています。ピーターは、そういう敵のいろんな面にも影響されていくんですよねー。

 

エンドロールまでいたほうがいいですよ!

 映画が終わってから、すぐに席を立つと、もったいないです。

 ちょっとしたおまけのシーンがあって、次回作につながるヒントかな?と思うようなシーンになっています。

 私は面白かったなーと思いました。次回作があったら、また見に行くと思います。