スーの家族日記

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カーズ3作目「カーズ クロスロード」感想 ライトニング・マックィーンの決断がカッコイイ!!

 

 子どもへのオススメ度 ★★★★★(星の数1~5で評価しています。5が最高)

 家族で「カーズ クロスロード」を見てきました。

 良かったですよ~!!!

 5つにしたけど、もっとをつけてもいいぐらいです。

 ピクサーの映画はいろいろあるけど、カーズとトイストーリーは別格っていう気がします。ストーリーがいい!

 前回の「カーズ2」は、いろんな国が舞台になって、マックィーンとメーターの友情みたいなのが描かれていましたが、今回は、もっとレースっぽい内容です!

 ドック・ハドソンもいっぱい出てきます。

  

こんなお話でした(今回もざっくりいきます)

 以下、ネタバレを含みますので、これから映画館に行くから見たくないという方は、ここで引き返してくださいね。

 今回の映画でも、マックィーンは現役でトップクラスのレーサーとして活躍しているんですが、もうだいぶベテランになっています。

 で、世代交代の波がおそってくるんですね。ここが、今回の大きなポイントになっています。

 最新技術で生み出された次世代レーサーたちが台頭してきて、マックィーンは勝てると思っていたレースで負けてしまい、それから全然勝てなくなってしまいます。

 頑張るんだけど、これまで一緒に戦ってきたレーサーたちもどんどん引退してしていって、どんどんさみしい状況になっていきます。若い世代レーサーは、ベテランとはいえ勝つことができなくなったマックィーンに対して、かなりドライというか、冷たい対応で、マックィーンは孤立していきます。

 ちなみに、第1作のときに出てきたチック・ヒックスっていうイヤな奴がいましたが、チックは引退して、レースのテレビ番組で、司会みたいなことをやっています。相変わらずコメントが嫌みったらしいです(笑)。

 今回のマックィーンの葛藤は、大人だと、かなり共感できる方もいるんじゃないですかね。

 自分はまだまだ若い、できる、まだチャンスはあるんだって思っているんだけど、若い世代の才能に圧倒されて、マックィーンはかなり葛藤します。気持ちは焦るんだけど、練習はうまくいかないし、スピードも全然速くならない。

 勝てないことに焦って、レースでクラッシュしてしまい、引きこもりみたいになってしまったりするんですが、ここで、マックィーンは、いつも自分を応援してくれる仲間の友情に支えられて踏ん張ります。このあたりの描かれ方も、すごく好きでした。

 特に、今回はドック・ハドソンがいっぱい出てくるんですよ。ドックがいてくれたらっていうのも、もちろんあるんですが、ドックみたいに、自分はまだ走りたいのに、若い世代に取って代わられて引退することになるんじゃないかって、マックイーンは不安になっているんですよね。

 今回新たに、マックイーンの新しいトレーナーとして、クルーズ・ラミレスっていう女の子が出てきます。彼女の存在が、マックィーンに新たな決断をさせるんですねー。ちなみに、マックィーンはサリーとすごくうまくいっているので、そういう関係じゃないですよ。あとは見てのお楽しみということで、以下省略。

 

感想です

 うちの子どもたちは、マックィーンの葛藤とか悩みとか、そういうところよりも、単にマックィーンと新キャラのラミレスのやりとりが面白くて、そういうところが単純に楽しかったみたいです。

 ラミレスはレーシングカーのトレーナーなんですけど、エアロビクスっぽいことをノリノリでマックィーンにやらせようとしたり、すごく近代化されたトレーニングセンター(高級スポーツジムみたいな感じ)にいつもいるので、ダートだと走るのが下手だったりして、面白い場面がいっぱいあるんです。

 一方で、大人はやっぱり、最後のマックィーンの決断にしみじみですよ。

 そうか、そういう選択をしたのかって。マックィーンは、やっぱりカッコイイ! すごいスターなんだな~と思いましたね。

 家族みんなで楽しめる映画だと思います。

 実は、ちょっと前に「メアリと魔女の花」も見ているんですが、個人的には今回のカーズのほうが楽しかったし、感動がありましたね。

 同時上映の「LOU」というお話も良かったです。落とし物ボックスみたいなキャラクターと、ちょっと意地悪な男の子が出てくるんですけど、いいお話でした。

 オススメです!

 奥田民生さんのエンジン、カッコ良かったです。子どもと歌ってます。子ども向けの絵本も。