スーの家族日記

旅行、映画、ファッション、ディズニー、中学受験など

子どもに何とか読書習慣をつけてほしいという願い わが家の方法&おすすめの本

うちの長男(10歳)を、なんとかゲームや動画ではなく、本のほうに向かせたいと思って、日々試行錯誤しています。

とにかく活字に触れる機会を増やしたい、本を読むことに抵抗がない人になってほしい、本を好きになってほしい、という願いですね。

うちの場合はこんな感じです。

 

ステップ1 まず読書の時間を作るところから。ゲームをやめてみる!

ゲームやipadのアプリに気持ちが向いてしまうと、まず読書はしない。うちの場合は、こんな感じです。

他の遊びもせずに、ゲームばかりになってしまうし、勉強時間との切り替えも難しかったため、うちではゲームはきっぱりやらないことに決めました。

ゲームができるのは、祖父母の家に遊びに行くときや、旅行で移動時間が長いときだけです。

ゲームをしまい、テレビをポータブルテレビに変えて、だらだら見ないようにしてみたところ、やっと「本を読む」ということに気持ちが向いてきました。

うちの場合、いきなり「本を読みなさい」「これはいい本だから」とか、勧めてみても全然ダメでした。

そこで、本を読む習慣をつけるために、リビングの環境の設定から少し変えていきました。本人だけでなく、家族みんなである程度テレビを我慢したり、環境設定に協力する必要も出てきます。きっと元々本が好きなお子さんは違うんだろうな。。。

うちは、小さい頃の読み聞かせをそんなに熱心にしたわけじゃなかったので、今ごろになって本に興味を持ってもらおうと必死です(笑)。

とりあえず、リビングにカラーボックスをいっぱい並べて、子どもがすぐに本を手に取れるように並べてみました。

ある程度きれいに戸棚にしまったたほうが、インテリア的にはごちゃごちゃしないんだと思いますが、普段よくいる場所の目立つところに置かないと、うちの場合は読まないです(泣)。

というわけで、テレビにかわって、本棚がリビングの中心になりました。

ステップ2 ゲームができないショックを引きずる。とりあえずマンガからスタート!

ゲームをやめても、いきなり名作をガンガン読むようにはなりません(笑)。

ゲームに未練たらたらで、ページに文字がいっぱいだったり、塾の長文読解みたいなテイストのものだったり、良い子のための道徳的な香りがする本だったりすると、テンションが下がりまくりです。

うちは、図書館で「蜘蛛の糸」とか「注文の多い料理店」とか、母チョイスの絵本を借りたり、本人が自分で選んだ図鑑を読んだりもしてみたんですが、やっぱり一番好きなのは、「コロコロコミック」でした(笑)。まあ、小学生だなーという感じ。母の思うようにはいきません。

コロコロコミックだったら、ゲームを失って心にぽっかりあいた穴を埋めてくれる、みたいな感じですかね。ゲラゲラ笑いながら読んでいました。

うちでは、近くの児童館に行けばコロコロコミックが読めるんですが、子どもは「家で読みたいから買って」と言ってきます。

これは、家でゆっくり読みたいからじゃなくて、おまけの付録が欲しいからみたいなんですが、それでも頑張ってゲーム離れしようとしているので、「いいよ」と言って買っています。

内容的には、ちょっとやりすぎだなーと思ったり、うわーお下劣だなーと思ったりもするんですが、夫は「小学生男子なんてこんなもんでしょ」と言うんですよね。そんなものなのかなー。

ステップ3 マンガを読んで、本に接する時間が増えてきた。そろそろ普通の本もたまには読んでみる!

本にさわる、本と向き合う時間が少し増えてくると、本屋に行って、本を買って読むことが少しずつ増えてきました。

本当は図書館で借りたいんですが、人気の本は予約待ちだったりして、本人の読みたい気持ちと借りられるタイミングがずれてしまうことが多いので、本屋に行ってしまうことが多いです。

ここでもまだ、いわゆる名作には程遠く、本人の好きなジャンルだったり、本人が読みたいと思っているかどうか、というのが選ぶ基準になっています。読みたい気持ちがないと、本当に読まないので。

うちでは、「ざんねんないきもの事典」とか、サカナ君の本が好きで、よく読んでいます。

あとは、「深海生物」「危険生物」みたいなタイトルの本が好きで、ちょっとブキミなんですけど、そういうのも読んだりしています。

科学系の学習まんがも好きですね。「どっちが強い」シリーズとか。

国語とか社会のジャンルだと、クレヨンしんちゃんの学習まんが。歴史とか、慣用句とか、そういうのですね。まあこれもコロコロコミック並みに下品なんじゃないの、と思うんですが、一応いろいろ学べるし、ということで本人の希望で買いました。

他にいろいろ出版されている上品系の学習まんがは、うちではあんまり人気がなく(読むには読むけど)、大人から見るとくだらないギャグがいっぱい出てくるのが「サイコー!」って思うみたいです。うちの場合は、ですね(笑)。

クレヨンしんちゃんの学習まんがについて書いた記事はこちら

サピックス 『言葉ナビ』慣用句の学習まんがはコレ 

ステップ4 図鑑など絵・写真の多い本から徐々に小説へ。名作でなくても興味のある本でOKにする!

うちの場合は理科が好きなので、柳田理科雄さんの「空想科学読本」をきっかけに、活字がいっぱいの本が読めるようになってきました。

同じころ、学研から出ている「10歳までに読みたい世界名作シリーズ」の「海底二万マイル」を読んで、ようやく小説らしい作品にも少しチャレンジできるようになってきています。

ただ、この「10歳までに読みたい世界名作シリーズ」は、大人から見ると、だいぶ内容を短くしちゃったんだねーという感じです。でも、子どもには読みやすいみたいですね。いろいろ工夫がされています。こんな感じ。

まず、オールカラーでイラストがいっぱい入っている。

冒頭に「絵本ナビ」という、ゲームの攻略本かと思うような、登場人物とかその世界の地図とか、簡単な説明が載ったワクワクするようなページがついている。

お話が長すぎない。←ここは、意外と重要かもしれません。ずっとそういう本ばかりというのはどうかと思いますが、とっかかりとしてはいいんじゃないかと思いました。

というわけで、いろいろ書きましたけど、結局自分のお子さんの好きなジャンルから入っていくのがいいんじゃないかと個人的には思います。

うちの今の時点でのおすすめはこれ(マンガ以外で)

夏休みの読書感想文も、去年はほぼ母の感想になっていましたが、今年は頑張りたいです!